目的を持って生きていこうと思ったそんなきっかけ。
こんばんは。Isseiです。
皆さんの今日はどんな1日でしたか?
朝から最悪の空模様、、、暗い朝でしたね。
その空の色ももちろんですが、私には街全体が白と黒の二色に塗られていて、
深閑とした街に雨の音と風の轟音のみが響く、そんな空間に感じました。
そんなモノトーンに見えた今日の東京。
皆さんにはどんな色に見えましたか?
そんな色の話をしたので、皆さんに質問をもう一つしたいと思います。
「あなたは朝起きてから、今この瞬間までに赤いものをいくつ見ましたか?」
おそらくですが、ほとんどの人はこれに答えることができません。
しかし、明日のこの時間に同じ質問に答えてもらうことにしたら、きっと回答できると言います。
ポストは赤いし、赤信号を毎日見ているはずだし、街は赤いもので溢れているはずなのに。
なぜでしょうか。
それは目的を持っていないからです。必要がない情報は捨ててしまっているのです。
つまり目的を持って過ごすとその目的にあった情報を得ることができるのです。
それを「カラーバス効果」といいます。
多分ですが、それがいろんな問題に関係しているのではないかと思います。
例えば、、、あれ?思いつかない。。。笑
あ、占いとかですかね。辛いものがラッキーアイテムです。
って言われたら意識しますよね。
分かりずらい例示、、、
他には、合コンとかですかね。
年収1000万以上の人がいい!!私は!!!
ってなった場合その条件の人しか探さなくなりますね。
でも後で気がつくのです。
実は私はスポーツが好きなことに。
そして
あなたがあの時捨ててしまったあの人が、実はスポーツ好きだった。とか。
この情報に気にもしなかったため捨てることになってしまったのかもしれませんね。
と言う感じに。
目的」が大切だと言うオチになりましたので(自分の中で勝手に)
「目的」とは何だと言うことを考えてみようと思います。
先日の講演会で学んだことの中で、一つ面白いことがあったので残しておこうと思います。
皆さん、「ゴールデンサークル理論」ってご存知ですか。
聞いたことあるって言う人もいると思います。
ゴールデンサークル理論とは2009年にマーケティングコンサルタント
「サイモン・シネック氏」が提唱した理論です。
Apple、キング牧師、そしてライト兄弟などを筆頭とする世界の優れたリーダーや
組織には共通の物の考え方や行動指針があり、それは一般の人のやり方とは真逆であるとしています。
それを表したのが
WHY:なぜ
HOW:どうやって
WHAT:何を
のゴールデンサークルです。
この矢印通りに
物事を考え、伝えることで圧倒的共感を得ることができると言うのです。
例えば、初対面の人にこう聞いてみましょう。矢印と逆に行きます。
あなたの仕事は何ですか?→会社員です。
どんなことをしているのですか?→会社の財務を管理しています。
何のためにそれをしているのですか?→えーっと。。。
多分こうなる、もしくは答えられません。
別の例はこうです。ビール会社だとします。
WHAT:これは最高の切れ味とコクのあるビールです。
HOW:これは最高級麦芽を〇〇%使っています。
WHY:。。。
いかがですか?
多分買いませんね。
ではAppleはどんな感じで答えるのか。
WHY:私達は世界を変えられると信じています。
HOW:世界を変えるために美しいデザインかつ機能性に優れた製品を世に送り出そうと努力してきました。
WHAT:そうしているうちにこんなスペックの製品ができました。いかがですか?
ビール会社を例にとると
WHY:私たちは世界の皆さんの休日を至福の時間にしたいんです。
HOW:最高級麦芽と、品種改良などに力を入れました。
WHAT:その結果、この最高のキレとコクのあるビールができました。いかがですか?
買う買う買う!!!!!買うんです!そんなビールなら!!!!
なんかイメージが商品にまで貫通した!!!!
このように
情報の順番を変えただけですが、まったく違うように感じるのです。
こうして人はアップル製品を購入するようになるのです。
「なぜ」を示したときに人は動くのです。
なぜ、人は「WHY:なぜ」に突き動かされるのでしょうか。
どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、
人間の脳は感情と理性の部分が分かれています。
それがWHAT、HOWの部分と、WHYなんですって。
ゴールデンサークルの図にもあるように、WHATの部分が一番大きなエリア。
言い換えると、WhatとHowは誰でも簡単に答えることができます。
一方でWhyはどうでしょう。一番狭いエリアゆえ、難しいのです。
まとめると、難易度は以下のようになります。
難
↓WHY:なぜ
↓HOW:どうやって
↓WHAT:何を
易
その代わりに影響力はその逆で
影響力大
↓WHY:なぜ
↓HOW:どうやって
↓WHAT:何を
影響力小
こうなりますね。
少しイメージしてみましょう。例えばアルバイトの新人の頃。
「〇〇さん、それをやっといて。それが終わったら次はこれね」
Whatですね。
「やり方を教えるね、こうやってこうやるんだよ!」
Howですね。
何でこれをやるんだろう。これが知りたいんですよね。皆さん。
「お客様の〜を〇〇するためにこれをやってるんだよ!」
これがWhyですね。
このように相手の動機に直接影響が及ぼせるのです!!
ですので、毎日Why:目的、ビジョンから考えてみるといいとのことでした!
ちなみに、この理論はニューロ・ロジカル・レベルと言う考え方に基づいています。
簡単に言うと、上の要素が下の要素に影響を与えると言うことです!
少し難しく、説明しにくいので、気になる人は調べてみてください!!!
今回の内容は以上です。
物事に取り組むとき、何のためにやるのか「WHY:目的」を突き詰めてみてはいかがでしょうか。
きっと、相手の思いに火をつけることができて、納得してもらえると私は実感しています。
こんなことを休みの日にやっているIsseiでございました。
ではまた。
ご機嫌よう!