ちょいと東南アジア巡ってくるわ[スタバのない国ラオス編]コーヒー好きは必見!
サバイディーボー?(こんにちは!元気ですか?)
今回はコーヒーメインの話になりますので、コーヒーが好きな人はもちろんですが、そんなに飲まない方も一つの知識としてもためになると思います!是非最後までお付き合いいただけると幸いです!
↓ブラックエプロンつけさせていただいてます
実は今回、コーヒー農家の方とアポを取ってからバックパックに出発しました。
しかし、その場所がチェンマイというタイ北部に位置していたため、日程上の都合で断念せざるを得ませんでした。
↓コーヒーの栽培は、一般的に赤道をはさんだ南北回帰線に挟まれた部分でしか栽培ができないとされています。(挟まれた部分をコーヒーベルトと言います。)
チェンマイ断念で、今回はダメかと思っていたら、
ラオスでなんと、、、アラビカ種が採れると言うのです。
さらに、周辺にコピルアクを栽培している農園があると!
いや、ちょっと待てよ?
行こうとしてるラオスのコーヒー農園の標高どれくらいだ?
370m、、、?
アラビカ種って
標高900m ~1800mくらいが栽培に適していて、
ある程度日陰もあり(日陰を作る木のことをシェイドツリーといいます)
肥沃で水はけの良い土地で、
寒暖差が大きいほど
美味しい実をつけるコーヒーだよな?
有名どころを挙げると、、、
マンデリンや、トラジャで有名なインドネシアはスマトラ島で1400mくらい。
コロンビアは首都のボコダで2600m。
ケニアも首都ナイロビで1700m。
ブルーマウンテンで有名なジャマイカはブルーマウンテン山脈で800〜1200m。
例外はもちろんありますが、このように有名なコーヒー豆は標高の高い山や、高地で栽培されているのです。
ラオスの農園は標高は関係ないとでもいうのでしょうか。
とても楽しみですね、ワクワクしてきました!
って言う前置きでした!では書き進めていきますね!
まずはお世話になるゲストハウスへ向かいます。空港から相乗りタクシーで20,000KIPです。
んんん!!!なんだ20000KIPって。
私も初めてこの通貨単位を知った時はなんだと思いました。1ドル=8500KIP(キップ)くらいですかね。なので20000KIPは2ドルちょいになる計算。220円くらいでタクシー20分くらい乗れます。安い!!
(省いたのですが、カンボジアもリエルという通貨単位があって、そっちは1ドル=4000リエルです)
世界遺産になっている素敵な街並みを抜け、
14時ごろ、ソークミーサイゲストハウスというゲストハウスに到着。
ここには日本人の優しい女性のオーナーさんがいらっしゃいます。本当に素敵な優しい方です!いろんな情報をくれたりします!ちなみに旦那さんはめっちゃおもろいです。
↓入口の様子
→初日はバイクをレンタルし、世界遺産のクアンシーの滝へ向かいます。
↓借りたバイクはこちら(110ccのスクーター)
ちなみにこの大きさのバイク、小型二輪以上の免許がないと日本では乗ることはできません。私は普通二輪免許をきちんと持ってます!
↓しかも国際免許を持参!偉いですね。
でも無免許で運転できます。友人も日本の自動車免許だけで乗ってました。(国際免許はなくても楽勝。)
なんかラオスでは国際免許は不要ということも言われますが、絶対あったほうがいいです。なぜかというと、もし怪我を負った場合、保険がおりないからです。
レンタルはゲストハウスで簡単にできますし、そこらへんのバイクレンタルでも簡単に借りることができます!一日レンタルの相場は100000キップ〜150000キップです!
では出発!!
ここから滝までは国道を南下し45分くらいです!飛ばしていきましょう!
(注意:道がボコボコです。一回穴にはまり、飛びそうになりました。)
↓メコン川を右手に眺めながら
↓出発から45分で到着!
駐車料金で2000キップ取られました。おい、金をとるなぁ。
↓こんな看板があります。
案内に従い歩くこと10分→
見えました、、、エメラルドの滝。
↓神秘的な姿はこちら
↓飛び込みます
↓最&高です。
実際に見ると控え目に言って30000倍くらい感動します。
そこに行くまでの道に何もなさすぎて、GAPもあると思いますけどね!
時間によっても見え方が違うと思うのでまた是非着たいと思います。
→その帰り道、、、
コピルアクを生産していると噂のコーヒー農園へ向かいます。
知ってましたか?『コピルアク』。
コーヒー豆は「コーヒーノキ」と呼ばれる植物にできるコーヒーの実の種を焙煎したものです。
通常は水洗式や反水洗式、乾燥式など(最近ではパルプドナチュラルや、ハニーウォッシュドもある)という加工法で果肉を除去していくわけだが、
この「コピルアク」はその工程を異なるやり方で行う。
その加工を行ってくれるのが、ジャコウネコである。
↓ジャコウネコ(寝ているから見にくいです)
こんな感じのやつがゲージの中にいます。
ジャコウネコはコーヒーの実を餌とする動物で、ジャコウネコがコーヒーの実を食べると体内でその果肉部分は消化され、種が糞として排泄されます。
その糞を綺麗に洗浄して乾燥させ、焙煎したのがコピルアクである。腸内の消化酵素や腸内細菌でコーヒー豆が発酵し、コーヒーに独特の香味が加わると言われているのです。
↓糞として排出された直後のコーヒーの生豆(私もこれは初めて見た)マジでうんこ。
↓きれいに洗浄した後の豆はこんな感じ
↓そしてパッケージはこんな感じ。「ルアンパバーンコピルアク」
値段が破格でした。200g=1,600,000キープ=20,000円
やはり。世界一高価なコーヒー豆である。
ここからは余談になるが3つ疑問が出てきたので農家の人に聞いてみた。
①ラオスでなぜアラビカ種が育つのか。
標高は400mに満たないが、朝晩の寒暖差(15度くらいある)、森に囲まれているため、日照時間がちょうどよく、日陰も時間帯によってできるからよく育つという。
ハワイのコナコーヒーも標高800mに満たない場所で生産されている。
(ハワイの場合、火山性の土壌と、寒暖差、日当たりや降雨量が適しているそうだ)
↓コーヒーノキ(植えて5年くらいだそうだ)
コーヒーの投資効果は25年もある。
②ジャコウネコって本当にコーヒーの実が好きなんですか。
好きではないというのが答えだった。ジャコウネコがコーヒーの実を食べてくれるのは一年でたった3ヶ月しかないのだという。そのタイミングが難しいので高価になると言っていた。そりゃそうだ、一年中うどんは食いたくない。
③なんでスターバックスなどの企業が入っていないのですか。
ラオスは一党独裁の社会主義国家で、外資企業の参入を規制しているとのこと。
社会主義国家は世界を見ても北朝鮮、中国、キューバ、ベトナムくらいしかない。
だから大きなチェーンがなく、地元の小さなお店が多いのかと、だからこの景観が守られているのかと思いました。
夜はマーケットに行きます。いろいろな現地のお土産や食事を楽しみます!
↓ナイトマーケットの様子。
以上で今回は終わりです。長い時間をいただきましてありがとうございました!
少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです!
コップチャイ!(ラオス語でありがとう。)